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”身体の約65%は水分”

その大事な水分について都道府県別の水質をご紹介したいと思います。

水道水の硬度は全国で違う!?基準や味を徹底調査 > 東京の水の硬度は?本当は品質が良く飲みやすい!不味い原因は水道管の劣化
目次

東京の水の硬度は?本当は品質が良く飲みやすい!不味い原因は水道管の劣化

水の硬度は1リットル当たりのカルシウムやマグネシウムの量によって決まります。美味しいと感じる硬度の要件としては10mgから100mgの範囲と言われています。水道で供給される場合、その水源地によって多少の違いが生まれます。日本では、全国平均が50mgと中間値で、東京都の場合は、少し高めの60mgと言われています。

実は品質が良くて美味しい東京都の水

東京の街並み

美味しいものが飲みたいからとミネラルウォーターを購入される方がいます。自宅の蛇口からの水はカルキ臭がするためにおいが悪く、美味しく感じないと言う理由からです。でも本当にそんなに品質が悪いのでしょうか。東京都はダムや河川、地下から汲み上げた水を高度浄水処理してから供給しています。

東京都が行なっている高度浄水処理は2段階で行います。まずはオゾン処理です。汲み上げてきたものを凝縮沈殿させ、大きめの不純物を取り除きます。次にオゾン発生装置が設置された接触池を通されます。オゾン処理とは、強力な酸化力を利用してカビ臭の原因物質やトリハロメタンの元となる物質を分解します。

次に生物活性炭吸着処理池に回されます。そこは活性炭による吸着作用と活性炭についた微生物の分解作用によって汚染物質を処理する工程です。高度浄水処理が終わると砂ろ過と呼ばれる工程によって不純物を取り除き、浄水に生まれ変わります。生物活性炭吸着処理は自然界で行われている浄化作用と同じ働きです。そのため、新たなリスクが生まれることはありません。

これらの工程を経て、品質の高いものを作り上げて、維持し続けています。これらの処理はミネラルウォーターと比べても引けを取らないほど高度なものです。そのため浄水器なしでも十分美味しく飲むことができます。カルキ臭がするのは消毒のためのもので、多くの病原性微生物を死滅させることが可能です。その濃度は1mgリットル以下であり、健康に影響を与える濃度の5分の1に抑えられています。安全性を確保した上でできる限り美味しく飲める割合にとどめています。

不味いと感じる原因は水道管の劣化のおそれ

錆びた金属

品質が良いとされる水道水ですが、飲もうとした時ににおいが気になることがあります。本当に飲んで大丈夫か心配になることもあります。でも、それは水道管が劣化しているからかもしれません。

水道管は強度や耐久性を保つため金属で作られています。金属は酸化によって腐食して、経年劣化します。腐食とは金属表面にサビができることで、場合によっては、剥がれ落ちて細かなものが流れ出すこともあります。それが金属臭がきつくなり美味しくないと感じるようなにおいになる原因です。長い間使わなかった水道管から赤い水が出るのが、サビが出ている証拠になります。しばらく流していることで透明になるので、その後はしばらくの間大丈夫です。

蛇口にこびり付いているミネラル

水は硬度が低くなると腐食性が高くなります。硬度が100以上に高くなると美味しさはなくなりますが腐食はしにくくなります。つまり日本の水道水は、美味しさのために腐食しやすい条件と言えます。それは、水に含まれるミネラルが水道管に付着して堆積するからです。よく蛇口の周りに付着している白い石のような塊のことです。かなり硬く付着しているので、水の流れだけでは取り除くことができません。そのため、水道管のサビを除去できるような定期的な清掃や交換が必要になります。

10年程度経過した水道管は、かなり劣化が進んでいるため管内をきれいにする作業が必要です。1件であれば1日かからずに完了することが可能です。一度清掃をすれば、きれいに取り除けるため、純粋な水道水を飲むことができます。不純物のない水道水はにおいもなく美味しく感じることができるはずです。